子連れでの海外旅行にはいろいろな不安がありますよね。
子連れでは特に「子どもを連れて両替トラブルはいやだなぁ」「保険はどうしようかなぁ」と言った不安がつきものです。
これらを解決するのがクレジットカード。クレジットには海外旅行でつかえるいろいろなサービスが付属されています。
もちろんサービスが充実しているカードに越したことはありませんが、「子連れ海外旅行におすすめのクレジットカードは?」と問われたら「サービスの充実した1枚」より「自分が持っている複数のカードもっていく」のがおススメです。
本記事では「子連れでの海外旅行では自分が持っている複数のカードもっていくのがおすすめ」の理由をご説明します。
目次
子連れでの海外旅行では複数のカードをもっていくのがおすすめ
海外旅行では「クレジットカードが使えない」「とまってしまう」ことがあります。
実際、私も昨年のプーケット旅行では「SPGアメックスカード」が使えなくなりました。
こみゅ
ですの子連れ海外旅行では国際ブランド別に複数枚のカードを持っていくのがおすすめです。
- VISA
- JCB
- American Express
- MasterCard
- Diners Club
国によって普及いているクレジットカードブランドは異なりますが、世界でいちばん普及しているVISAカードは2枚以上持って行ったほうが良いですね。
また自分が持っていないブランドのカードは特になくても問題ありません。(笑)
特に複数枚のクレジットカードがあることで以下のメリットあります。
- クレジットカードが使えないときに別のカードで決済できる(特に海外キャッシングに便利)
- 海外保険の補償額の引き上げ
- クレジットカード毎の便利な海外旅行向けサービスがある
子連れ海外旅行におすすめのクレジットカード
子連れ海外旅行におすすめのクレジットカードをご紹介します。
クレジットカードの基本の使い方である決済とキャッシングだけを考えると、基本は皆様がお持ちのカードを持っていけばOKです。
ただ「子連れ旅行」であることを考えると「海外旅行保険に子どもの補償つくかどうかとその補償金額」に注意が必要です。
我が家で使っているカードをご紹介したいのですが、それだけだと我が家の趣味(=旅行大好き)が強く出すぎるので(笑)、誰でもおすすめできる「お得に子連れ旅行で海外保険がカバーできるカード」を追加しました。
年会費がお得なゴールドカードだと海外旅行保険に子どもの補償がついていないことがあります。またあまり補償金額が少ないと高額な請求を伴う病気/怪我に対応できません。
海外旅行保険を考えるなら旅行が好きな方でしたらSPGアメックスカードがおすすめ(我が家にはパパと私の2枚あり)ですが、そうでない方でしたら初年度無料のセゾンゴールド・アメリカン・エクスプレスや、お得な年会費で保障が手厚いミライノカード・ゴールドがおすすめですね。
もちろんそれにプラスして年会費無料のプライスハッピーUCカードを持っていれば足りない補償額をカバーできます。
子連れ海外旅行におすすめのクレジットカード
カード名 | 年会費 (税抜) |
備考 |
楽天カード | 0円 | 年会費無料で海外旅行保険(利用付帯)がついていますが家族には保険つきません。 |
リクルートカード | 0円 | 年会費無料で海外旅行保険(利用付帯)がついていますが家族には保険つきません。 |
エポスカード | 0円 | 年会費無料で海外旅行保険(自動付帯)がついていますが家族には保険つきません。 |
アメリカン・エキスプレスカード(グリーン) | 12,000円 (初年度無料) |
海外旅行保険(利用付帯)で家族にも保険がつきます。(子どもの治療費用100万円まで) |
SPGアメックスカード | 31,000円 | 海外旅行保険(自動付帯)で家族にも手厚い保険がつきます。(子どもの治療費用200万円まで) |
ANA三井住友VISAワイドゴールドカード | 14,000円 | 海外旅行保険(自動付帯)で家族にも保険がつきます。(子どもの治療費用50万円まで) |
セゾンゴールド・アメリカン・エクスプレス | 10,000円 (初年度無料) |
海外旅行保険(自動付帯)で家族にも手厚い保険がつきます。(子どもの治療費用300万円まで) |
ミライノカード・ゴールド | 3,000円 | 海外旅行保険(自動付帯)で家族にも手厚い保険がつきます。(子どもの治療費用250万円まで) |
プライスハッピーUCカード | 0円 | 海外旅行保険(自動付帯)で子どもにも保険がつきます。(子どもの治療費用100万円まで) |
こみゅ
子連れ海外旅行にクレジットカードが欠かせない3つの理由
子連れ海外旅行にクレジットカードが欠かせないのには大きく3つの理由があります。
- クレジットカードでの海外キャッシングが便利でお得
- クレジットカードの海外旅行保険で子ども怪我や病気もカバー
- もしもの時にはクレジットカードの海外旅行の相談ダイヤルへ相談
それぞれの説明していきますね。
クレジットカードでの海外キャッシングが便利でお得
私は海外旅行の初日の嫌なイベントにの1つが両替です。
「どこで交換するのがお得」とか「ごまかされないように気を付ける」とか、せっかくの海外旅行の初日にあまり考えたくないですよね。
特に子ども連れの旅行ですと、両替所でのやり取りの間はどうしても子どもへの注意が行き届かなくなる・・・とか考えるだけでストレスでした。
最近は海外旅行の両替は「海外キャッシング」ですませています。
キャッシング=お金を借りるということですので(借金が嫌いな日本人としては)少し抵抗がありますが、一度使ってみるとその便利さとお得さにビックリすると思います。
海外キャッシングのメリット:空港でもホテルでもどこでもできる
まず海外キャッシングの「便利さ」から。
海外キャッシングの便利なところは「どこでもキャッシングできること」でしょう。
たとえば空港であればターンテーブルの脇においてあったりするので、預けた荷物がターンテーブルに出てくる間に現金を引き出せます。
またある程度の大きなホテルであればホテル内にもATMが置いてありますので、現金が足りなくなった場合も追加でお金を引き出すのには全く不自由はありません。
海外キャッシングのメリット:為替レートも海外キャッシングがお得
次に外キャッシングの「お得さ」を説明します。
海外キャッシングには、クレジットカード会社の全世界共通為替レートが適用されます。
こちらの為替レートですが国際ブランドのクレジットカードが適用している為替レートですので、一般的な両替の為替レートに比べて圧倒的にお得です。
基本的にはクレジットカードでの買い物で適用される為替レートそのままのレートで両替できると考えればOKです。
少なくとも私の経験ではクレジットカードのレートと両替所の為替レートで両替所のほうが良かったことは一度もありません。むしろ圧倒的にクレジットカードのほうが良いです。
「キャッシングにはATM手数料や為替手数料、利息が付くので損するのでは?」と心配する方もいらっしゃると思います。
ATM手数料や為替手数料については、両替所での両替でも同種の手数料が取られていますので条件は変わりません。
確かにキャッシングの利息は年率16%と高額に設定されていますが、実際には1ヶ月後には自動支払いされますので16%の1/12で実際に負担するのは1.3%程度です。
これらの利息の負担分を加味しても、為替レートが圧倒的に良い分、クレジットカードでのキャッシングのほうが両替所で交換するよりもお得です。
繰り上げ返済はしたほうが良い?
海外キャッシングしたお金を繰り上げ返済することもできます。
インターネット上で手続きもできますし電話で手続きすることもできます。
ただ10,000円程度のキャッシングであれば1ヶ月分の利息でも130円程度です。もちろんキャッシングする金額にもよりますが、私は繰り上げ返済はしない派です。
ATM手数料と為替レートなどは全てのクレジットカードでほぼ変わらない
気になるATM手数料は全てのブランドのクレジットカードで共通です。
為替レートについてはブランドによって異なるのですが、毎日変動するものでどのブランドのカードがお得かは毎日変わります。ただ各ブランド共に同じように変動するものなので基本は同じと考えてよいです。
唯一異なるのが為替手数料。為替手数料もカードによって異なっています。でもこちらも時期や通貨によって変わるので一概には言えません。
一般的にお得な順に「Mastercard > JCB > VISA > American Express > Diners Club」と言われますが、その差も1%以下の微々たるものです。
加えて各カードごとのポイントプログラムの差もありますので、ポイントプログラムの差でこれらのレートの順位も簡単にひっくり返ります。
ということでクレジットカード間のお得さはあまり気にする必要はないです。
むしろ自分が普段ポイントを貯めているカードにポイントを集めるほうが重要です。
海外キャッシングの注意点
海外キャッシングでは1日の利用限度額があまり高く設定されていません。
おすすめできませんがもし海外でたくさんの現金を持ちたい方は複数のクレジットカードが必要になります。
クレジットカードの海外旅行保険で子ども怪我や病気もカバー
クレジットカードには海外旅行先での怪我や病気の際に使える「海外旅行保険」がついているものがあります。
一部のカードには配偶者や子どもなどの家族特約が付いています。
子連れ旅行の海外旅行保険でいちばん気を付けるべきなのは子どもの補償(家族特約)
ただこの海外旅行保険の家族特約がついているカードはそれほど多くありません。
ゴールドカードでも年会費がお得なゴールドカードだと海外旅行保険に家族特約がついていないことがあります。
もちろん補償金額が少ないと海外の高額な請求を伴う病気/怪我に対応できません。(盲腸などになって数百万円とか・・・)
海外旅行保険の種類
一口に海外旅行保険の種類と言っても、実はいくつもの補償があります。
大きなところでは以下の7項目です。
- 傷害死亡:旅行中の事故などで死亡した場合
- 後遺障害:旅行中の事故などで後遺症が残った場合
- 傷害治療:旅行先の怪我の治療費用
- 疾病治療:旅行先の病気の治療費用
- 賠償責任:ものを壊してしまったなどの場合の補償費用
- 携行品損害:財布やカメラなどを盗まれたり壊された時の補償費用
- 救援者費用:遭難・入院等で、家族が現地に来る費用
海外旅行保険でいちばん重要なのは「傷害治療」「疾病治療」
海外旅行の保険でいちばん重要なのは「傷害治療」「疾病治療」と言われています。
と言うのも命にかかわる一番重要な補償だからです。
「海外まで行ってお金がなくて満足な治療が受けられない、その結果・・・」など、考えただけでぞっとします。
ひょっとしたらいちばん使われるのは「携行品損害」などなのかもしれませんが、補償の重要度で言えば圧倒的に「傷害治療」「疾病治療」ですよね。
海外旅行保険の「傷害治療」「疾病治療」は合算ができる
実はクレジットカードの海外旅行保険の一部の補償は合算することができます。
そして特に重要な「傷害治療」「疾病治療」も合算できるのです。
大事なことなのでもう一度言います。
ですので複数のクレジットカードを持つことで「傷害治療」「疾病治療」の補償金額を引き上げることができます。
子どもにもしもの時に心強いクレジットカードの相談ダイヤル
クレジットカードにはそれぞれのカードブランドごとに便利な海外旅行向けサービスがあります。
例えばアメリカンエクスプレスカードの海外旅行サービスが手厚いことが有名ですよね。
クレジットカードの海外旅行サービス
- 空港ラウンジの無料利用
- プライオリティ・パス(海外空港ラウンジ)の年会費無料
- 手荷物無料配送
- 乗継遅延・出航遅延・欠航の補償
- 受託手荷物遅延・紛失費用の補償
- 24時間対応の日本語対応コンシェルジュサービス
もちろんこれらのサービスは一つ一つがすばらしいものです。
ただ子連れファミリーの海外旅行でいちばんうれしいのは「24時間対応の日本語対応コンシェルジュサービス」だと思います。
24時間対応日本語対応コンシェルジュサービス
子どもが病気になったりなどの現地での急なトラブルなどに24時間対応の日本語対応コンシェルジュサービスはとっても助かります。
使うことはなくてもこんなサービスがあると知っているだけでなれない海外の地で心強いですよね。
私も子連れで海外旅行に行く際には24時間対応の日本語対応コンシェルジュサービスの電話番号だけはしっかりとメモしていくようにしています。
まとめ
子連れ海外旅行におすすめのクレジットカードについてまとめます。
- 子連れでの海外旅行では複数のカードをもっていくのがおすすめ
- 子連れ海外旅行におすすめのクレジットカードは自分の持っているクレジットカード×複数
- クレジットカードの海外旅行保険に子どもの補償がついているかの確認が需要
- 子連れ海外旅行にクレジットカードが欠かせない3つの理由
- ①クレジットカードでの海外キャッシングが便利でお得
- ②クレジットカードの海外旅行保険で子ども怪我や病気もカバー
- ③もしもの時にはクレジットカードの海外旅行の相談ダイヤルへ相談
子連れ海外旅行におすすめのクレジットカード
カード名 | 年会費 (税抜) |
備考 |
楽天カード | 0円 | 年会費無料で海外旅行保険(利用付帯)がついていますが家族には保険つきません。 |
リクルートカード | 0円 | 年会費無料で海外旅行保険(利用付帯)がついていますが家族には保険つきません。 |
エポスカード | 0円 | 年会費無料で海外旅行保険(自動付帯)がついていますが家族には保険つきません。 |
アメリカン・エキスプレスカード(グリーン) | 12,000円 (初年度無料) |
海外旅行保険(利用付帯)で家族にも保険がつきます。(子どもの治療費用100万円まで) |
SPGアメックスカード | 31,000円 | 海外旅行保険(自動付帯)で家族にも手厚い保険がつきます。(子どもの治療費用200万円まで) |
ANA三井住友VISAワイドゴールドカード | 14,000円 | 海外旅行保険(自動付帯)で家族にも保険がつきます。(子どもの治療費用50万円まで) |
セゾンゴールド・アメリカン・エクスプレス | 10,000円 (初年度無料) |
海外旅行保険(自動付帯)で家族にも手厚い保険がつきます。(子どもの治療費用300万円まで) |
ミライノカード・ゴールド | 3,000円 | 海外旅行保険(自動付帯)で家族にも手厚い保険がつきます。(子どもの治療費用250万円まで) |
プライスハッピーUCカード | 0円 | 海外旅行保険(自動付帯)で子どもにも保険がつきます。(子どもの治療費用100万円まで) |
こみゅ
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