2017年のSPGホテルのカテゴリー変更の内容が発表されました。
先日、マリオットホテルのカテゴリー変更の内容をご紹介ばかりですが、実は発表日や適用日などがマリオットとSPGで完全に同期していて、来るべきブランド統合を意識させられてしまいますね。
追記:マリオット2020年のカテゴリー変更の記事はこちらをご覧ください。
SPGホテルのカテゴリー
かんたんにSPGホテルカテゴリーをご説明させていただきます。
SPGホテルグループではホテル毎にカテゴリーが設定されており、カテゴリーによって、SPGスターポイントにて無料宿泊できるポイント数が異なります。
具体的には以下のように設定されています。
ホテルカテゴリー | 必要スターポイント |
---|---|
カテゴリー1 | 2,000~3,000pt |
カテゴリー2 | 3,000~4,000pt |
カテゴリー3 | 7,000pt |
カテゴリー4 | 10,000pt |
カテゴリー5 | 12,000~16,000pt |
カテゴリー6 | 20,000~25,000pt |
カテゴリー7 | 30,000~35,000pt |
2017年SPGホテルカテゴリー変更の概要
気になる変更の内容の概要をまとめてみました。
実はマリオットホテルとほとんど同じです。(笑)
- カテゴリ変更日:2017年3月7日
- 2017年3月6日以前の予約であれば旧カテゴリーを適用可能
- 公式HP(英語のみ)
SPGホテルでも2016年3月6日までに予約すれば旧カテゴリーが適用されるようですので、
カテゴリーアップするホテルに宿泊予定のある方は、ぜひそれまでに予約することをおススメします。
2017年国内SPGホテルのカテゴリー変更の内容
気になる国内マリオットホテルのカテゴリー変更の内容ですが
なんと全国21SPGホテル中16ホテルでカテゴリーアップ。カテゴリーダウンはなしという結果でした。
ホテル名 | 所在地 | ホテルブランド | 2016年カテゴリー | 2017年カテゴリー |
神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ | 神戸 | シェラトン | 3 | 4 |
ウェスティン名古屋城 | 名古屋 | ウェスティン | 3 | 4 |
ウェスティンホテル大阪 | 大阪 | ウェスティン | 4 | 5 |
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ | 横浜 | シェラトン | 4 | 5 |
ウェスティンホテル淡路リゾート&コンファレンスセンター | 兵庫 | ウェスティン | 3 | 4 |
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート | 宮崎 | シェラトン | 4 | 5 |
ウェスティン都ホテル京都 | 京都 | ウェスティン | 4 | 5 |
シェラトン都ホテル東京 | 東京 | シェラトン | 4 | 5 |
シェラトン都ホテル大阪 | 大阪 | シェラトン | 3 | 4 |
ウェスティン仙台 | 宮城 | ウェスティン | 4 | 5 |
シェラトン・グランド・ヒロシマ・ホテル | 広島 | シェラトン | 4 | 5 |
ウェスティンルスツリゾート | 北海道 | ウェスティン | 5 | 6 |
シェラトン北海道キロロリゾート | 北海道 | シェラトン | 3 | 4 |
北海道トリビュートポートフォリオホテルキロロ | 北海道 | トリビュート・ポートフォリオ | 3 | 4 |
シェラトン沖縄サンマリナリゾート | 沖縄 | シェラトン | 5 | 6 |
プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクションホテル | 東京 | ラグジュアリーコレクション | 6 | 7 |
すがしいぐらいの上がりっぷりと感じてしまいます。(苦笑)
首都圏と中心としてホテル不足は深刻なようですし、東京オリンピックに向けて徐々に上昇させていくのかもしれません。
利用者としては残念な結果ではありますが、ブランドというものはそのようなものだとも思います。
SPGアメックスユーザ最大の懸念
当ブログ推奨のSPGアメックスカード。
SPGアメックスカードユーザの最大の関心は、SPGアメックスカードユーザが1年に1回いただける無料宿泊券が使えなくなる
カテゴリー7ホテルが増えたことでしょう。
2016年のカテゴリー変更で「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」がカテゴリー7に昇格し、無料宿泊券が使えなくなったのは記憶に新しいです。
2017年のカテゴリー変更ではさらに「プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクションホテル」がカテゴリー7に昇格しました。
私も無料宿泊券の使い先の候補の1つとして考えていただけに残念です。
まとめ
国内の21ホテル中の16ホテルがカテゴリーアップという
ちょっと・・・いえ、かなり残念だった2017年のSPGカテゴリー変更でした。
個人的には、同グループのマリオットホテルとのカテゴリーの格差がますます大きくなったのが気にかかります。
カテゴリー格差というより無料宿泊に必要なポイント数ですね。
SPGのカテゴリー6の必要ポイントは20000SPGポイント、カテゴリー7の必要ポイントは30000SPGポイント。
対して
マリオットでは最高のカテゴリー9で45,000マリオットリワードポイント(15000SPGポイント)、
リッツカールトンの最高カテゴリーティア5で70,000ポイント(23,333SPGポイント)ですからね。
サービス統合の際に、マリオット基準に改められることを切に願います。
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