ジャカルタのスカルノハッタ国際空港で飛行機の乗り継ぎ、バリ島デンパサール国際空港着までの体験記です。
6歳の長男・3歳の長女を連れての子連れファミリーでも下調べをちゃんとしてれば何とかなりますよ!!
成田空港とJAL機内がメインの成田からジャカルタ移動編はこちらの記事をご覧ください。
本記事はJAL便⇒ガルーダへの乗り継ぎの紹介記事です。
ジャカルタ スカルノハッタ国際空港の新ターミナル完成後の子連れファミリーでジャカルタ乗り継ぎをする時に知っておきたいポイント(ガルーダ便⇒ガルーダ便)はこちらの記事をご覧ください。
目次
子連れで成田~ジャカルタ~バリ島の乗り継ぎに挑戦
今回の乗り継ぎは成田からジャカルタまではJAL、ジャカルタからバリまではガルーダインドネシア航空を利用しました。
成田からジャカルタまでのJALはファーストクラスが就航している便のようでマイル修行者にとっては有名な便のようです。もちろん我が家はエコノミーでがんばって行きました。(笑)
利用フライト情報
- 行き(往路)
- JAL725便:成田10:50発 ジャカルタ16:35着 所要時間7時間45分 B777使用
- GA424便:ジャカルタ21:15発 バリ島:00:15着 所要時間2時間 B737使用
成田~ジャカルタ間は日本航空(JAL)を利用、ジャカルタ~バリ島間はガルーダインドネシア航空(GA)です。
乗り継ぎ時間(往路)は4時間40分でした。
子連れ旅行での最大の関門「ジャカルタ スカルノハッタ国際空港乗り継ぎ」
今回の旅行の最大の関門が「ジャカルタのスカルノハッタ国際空港での乗り継ぎ」でした。
子どもを連れて、しかも海外航空会社の国内線の乗り継ぎということで、もちろん初めての経験です。
事前調査で気になったことをピックアップします。
- バリ島(インドネシア)の観光ビザが廃止されたとあるけど本当?
- 成田で預けた荷物はジャカルタで一度受け取る必要はあるの?
- バリ島(インドネシア)用のSIMカードはどこで買えるの?
- 深夜着だけど両替はできるの?
- バリ島には深夜着だけどタクシーは捕まるの?
- バリ名物の「1000円ポーター」ってまだいるの?
- (復路)空港利用税は必要なの?
ジャカルタ スカルノハッタ国際空港到着|まずは入国審査
さすがJAL!ほぼ定刻にジャカルタのスカルノハッタ国際空港に到着しました。
飛行機を降りて向かうのはまずは入国審査です。
以前のバリ旅行では、到着時に空港でビザを購入する必要がありました。
これが列が長くて長くて毎回30分ぐらいは覚悟してました。
バリ島(インドネシア)では観光ビザが廃止されています!
以前よりバリ島(インドネシアの主要都市)で、観光ビザが廃止されるとの話はあったのですが、なんども延期を繰り返し
2016年にようやくのビザ廃止となったようです。
観光ブック(るるぶ)の2016年版でも「観光ビザが廃止されるかも?!」ぐらいの記載でしたので、
ビザ廃止は大使館のホームページで確認済ではあったものの実際に現地に行ってみるまで半信半疑でした。(笑)
今回のフライトでは、JALの係員が入国審査カウンターの前にいたので、どの列に並べばよいか教えてもらえました。
日系便でよかった!
ビジネス入国にはビザ購入が必要
ちなみに観光ビザは廃止されましたが、ビジネスなどで入国される方はビザの購入が必要です。
VOAと記載があるカウンターでビザを購入できます。
私が訪問した際にはほとんど並んでいる人はいませんでした。
ちなみにVOAは「VISA ON ARRIVAL」の略です。
荷物受け取り前のATMでインドネシアルピアを引き出し(海外キャッシング)
荷物受け取り(ターンテーブル)の手前にATMが10台ぐらい並んでいました。(写真とるのを忘れました。)
ターンテーブルに荷物がでてくるまでにしばらく時間がかかりますので、こちらでお金を引き出すことにしました。
バリでのおすすめの両替方法については諸説ありますが、私は両替でせっかくの旅行中にいやな気分になりたくないので、
ATMを使ってクレジットカードからキャッシングをすることにしました。いわゆる「海外キャッシング」ですね。
こちらのATMでは1度に引き出せる金額は1,500,000IDR(インドネシアルピア)でしたので1,500,000IDRを引き出しました。
クレジットカードの請求は12,300円+手数料20,000IDR(163円)となっていますので、純粋なレートでいえば「122IDR=1円」、ATMの使用手数料を含めると「120IDR=1円」ですね。
ちなみにおぼろげな記憶では街中でのレートもこれよりはるかに悪かったと思います。
ぼったくりやごまかしの心配を考えるとやっぱりキャッシングが一番ですね。
こちらの記事に「子連れ海外旅行で海外キャッシングにおすすめのクレジットカード」をまとめました。ぜひご覧ください。
荷物受け取り(ターンテーブル)で預けた荷物を受け取り
入国審査カウンターを抜けた後は、ターンテーブルで成田で預けた荷物を受け取ります。
そうです!今回のフライトJAL725便⇒GA424便の乗り継ぎでは荷物を一度ピックアップする必要があります。
事前に調べた情報では「乗り換え時間が○○分以下ならピックアップ不要」「コードシェア便ならピックアップ不要」などいろいろな情報がありました。
結果として(少なくとJAL725便からGA424便では)成田で預けた荷物はジャカルタで一度受け取る必要があります。
面倒ではありますが、荷物紛失のリスクも減りますので、それはそれで良いかと。
無料で使えるキャリーもありましたので、荷物も子供もキャリーに積んで一緒に運べるのでかえって楽かもしれません。(笑)
ちなみにバリ島名物の「1000円ポーター」はジャカルタにもいらっしゃいました。
ただ以前ほど押しが強くはない印象です。「No」と言うとすぐに退散していきました。
ガルーダインドネシアの国内線乗り継ぎカウンターへ
荷物を受け取った後は、インドネシア国内線の乗り継ぎカウンターへ向かいます。
こちらにもJALの係員(らしき日本人)がいらっしゃったので質問したところ快く教えていただけました。
国内線乗り継ぎは外に出る必要はなく、そのままターンテーブルを沿いに進めばよいようです。
ということで何人かの日本人らしき人の後について歩いていきます。(笑)
サーフボードをもった人がポーターに荷物運びをお願いしていました。
一番奥に国内線の乗り継ぎカウンターがあります。
ホントにこっちであってるの?と不安に思い始めるころ・・・、およそ200mぐらいは歩きます。
人が並んでいるのでまだ良いですが、そうでなければ一見カウンターとはわからないですね。
「Transfer Desk International to Domestic」と書いてある青い看板がありますので、こちらを目指して進んでください。
こちらのカウンターでパスポートとe-ticketを提示してチェックインをします。
預入荷物はカウンターで重さをはかってタグをつけていただいた後に一度返してもらいます。

チェックインカウンターの脇にあるセキュリティチェックのゲートをくぐると、すぐに荷物の預け入れ所です。
預け入れ所というか係の人が1人いるだけのコンベアーです。(笑)
自分で荷物を持って行って、自分で台の上まで抱え上げます。
こんな運用で「間違えずに荷物がバリ島までとどくの?」と心配にはなりましたが、どうしようもないので勇気をもって荷物を預けました。(笑)
国内線ターミナルを目指す
荷物を預けた後は、国内線ターミナルを目指します。
途中で「ANAでバリ島乗り継ぎの方はこちら」と案内しているANA係員の方がいらっしゃいました。
JALより乗り継ぎ時間が短いのだと思います。
多くの方がこちらの案内についていきますので、JAL便の方は間違わないように注意しましょう。
また歩いている途中にガルーダインドネシアのチェックインカウンターがあります。
念のために確認しましたが、先ほどのカウンターで手続き済なので、こちらのチェックインカンターでは手続き不要とのことでした。
ジャカルタ スカルノハッタ空港の国内線ターミナルに到着です。
国内線ターミナルでの暇つぶしの方法
国内線ターミナルは、国際線ターミナルと比べて設備が寂しい感じでした。
いくつか有料ラウンジもあたってみたのですが、「インドネシア人のみ」と言われて中に入ることができませんでした。
乗り継ぎ時間が4時間以上ありましたのので、こちらのターミナルで3時間ぐらい時間をつぶしましたが、
子供向けの施設がなにもないため、子連れの私たちはちょっと厳しかったです。
フードコートのようなところで、子供が好きな食べ物を少量ずつ買っては食べを繰りかえして時間をつぶしました。
バリ行便はほぼ時間どおりの運航でした。機体まではバスで移動します。
ガルーダインドネシア国内線GA424便の機内
国内線の移動時間は2時間程度ですのであっという間です。
短い時間ですが、機内食もでます。
こちらもキッズミールを注文しておきました。
また手違いで大人の食事はベジタリアンミールが手配されていました。(食事のリクエストは3日前までだったので変更できませんでした。)
キッズミールをJAL国際線と比べるのが酷かもしれませんが、事前にしっかり食べていたこともあり、子どもはほとんど食べませんでした。
ベジタリアンミールは初めて食べましたが、思いのほか濃い味付けでおいしかったです。
なお、ガルーダインドネシア国内線ではアルコールは提供されません。
バリ島 デンパサール空港到着!
あっという間にバリ島デンパサール国際空港に到着です。
飛行機から下りるときに子供用のおもちゃ(お人形)をいただきました。

すでに日付も変わっています。
上の子は頑張って起きていてくれましたが、下の子はすでに寝ています。
到着後は、ターンテーブルで荷物を受け取ってカウンターをくぐるだけでホテル/タクシーのお迎えゾーンです。
国内線ですのでバリについてからが楽ですね。
ここでトラブル発覚。
手配していたハリスホテルスミニャックのホテル送迎車が手配されていません。
ハリスホテルの係員はいたのですが、「私の名前はリストにない(のでホテル送迎車はない)」とのことでした。
結局、ハリスホテルの係員が、近場にいたタクシー運転手と交渉して、タクシーで送迎していただきました。
ハリスホテルの送迎料金の180,000IDRを支払いました。(空港タクシーのスミニャックまでの定額は120,000IDRです。)
深夜のつかれているときにタクシー交渉はしたくないので高くてもホテル送迎を頼んだのですが、なんだかなぁといった感じです。
とは言え、無事ホテルまで到着できました。
この旅行の最大の関門、初日の「ジャカルタ乗り継ぎ」と「深夜到着でのホテル移動」をクリアーできました!
デンパサール空港からホテルへの移動はKlookを利用するのがおススメです。
KlookならオプションでSIMカードも購入できます。
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