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いわき市アンモナイトセンターで化石掘り|自由研究におすすめ
福島県いわき市の「いわき市アンモナイトセンター」に行ってきました。
最近、恐竜への興味が強くなってきた長男(7歳)のリクエストです。
男の子って恐竜大好きなんですよね。
なぜかパパのほうがノリノリだったのはここだけの話です。(笑)
いわき市アンモナイトセンター
いわき市アンモナイトセンターは平成4年にオープンの全国の恐竜ファン、化石マニアの間では由緒正しい施設です。
当センターは、約8,900万年前のアンモナイト等の化石が集中して発見された地層をそのまま建物で覆った施設と隣接する屋外体験発掘場からなります。館内は、アンモナイトについて紹介する導入展示ゾーンと、現代から遡り時間旅行するタイムスリップゾーン、約700㎡に及ぶ露頭観察ゾーンや情報検索システム・観察テレビガイドがあり、当時いわきの海に棲息していたアンモナイトを始めとする太古の生物の化石が掘り出されたままの状態で観察することができます。
いわき市アンモナイトセンター公式HPより
その最大の特徴は
- 化石が見つかった8,900万年前の地層(露頭)をそのまま施設で覆っていること。
そしてその地層(露頭)で
- 化石体験発掘を行うことができること
でしょう。
いわき市アンモナイトセンター体験発掘の流れ
それでは体験発掘の流れです。
我が家が参加したの3月の3連休の初日です。
3連休ともあって人数制限(100名程度)で体験発掘に参加できなかったら残念ですので、かなり早く現地入りしました。
体験発掘の受付
受付時間と体験時間は以下のようになっています。
- 午前の部:受付開始9時、体験時間10時~11時30分
- 午後の部:受付開始12時30分、体験時間13時30分~15時
結果として、ぜんぜん早く来る必要はなかったです。(笑)
受付開始5分前でも十分大丈夫でした。
頻繁に参加する地元の方は初めに30分ぐらい行われるオリエンテーションの最後ぐらいの時間にいらっしゃる方もいるようでした。
体験発掘オリエンテーション
受付を済ませたあと館内の施設を見学しているとすぐオリエンテーションの時間になりました。
大変面白い施設ではありますが、子供が楽しめるのは30分ぐらいでしょうか。(よっぽど化石が大好きなお子様でしたら別ですが)
ということで体験発掘開始30分前ぐらいに現地入りすることをおススメします。
オリエンテーションでは、
化石のでき方や、いわき市アンモナイトセンターで見つかる化石、発掘時の諸注意などを説明していただけます。
ベテランの学芸員の方のご説明で、子供も興味深く聞いていました。
体験発掘
そしていよいよ体験発掘です。
体験発掘は施設の隣の地層(露頭)で行われます。
発掘できるエリアはかなり広いですが、化石が出やすいポイントを教えてもらえますのでご安心ください。
なお発掘で使う
- ハンマー(金槌)
- たがね(釘みたいなもの)
- 飛散防護メガネ
は貸していただけます。
「軍手と化石持ち帰り用のナイロン袋・新聞紙はお持ちください」とありますが、忘れた場合はお借りすることもできます。
写真をみてお分かりのようにかなりの斜面ですので、運動靴や汚れても良い服装が必須です。
後は体験発掘の間の1時間、ひたすらハンマーをたたくだけです。
当日は寒くもなく、暑くもなくという気温で良かったですが、ちょっと暑くなると汗だくになりそうですね。
長男は楽しそうでしたが(途中ハンマーをやめて近くの子供と道草して遊んでいましたが)、大人(パパ)は結構大変そうです。
発掘されたもの発表会
体験発掘時間終了後に参加者全員で発掘されたものの発表会があります。
当日はクレトラムナというサメの歯が2名、イノセラムスという二枚貝は全員発掘できたようでした。
2枚貝ではなく「イノセラムス」と言うと一気に化石っぽくなって子供のテンションあがりますね。(笑)
クレトラムナというサメの歯が見つけた長男は、鼻高々のようでした。
最後に見つかった化石を保存方法(木工用ボンドを水で溶かして化石をコーティングする)を教えてもらって、自由研究にすると良いよとのアドバイスをいただけます。
アフターケアまでばっちりですね。
まとめ
福島県いわき市アンモナイトセンターで化石の体験発掘をしてきました。
パパとママは疲れましたが長男は良い体験ができたようで、ますます恐竜が好きになったようです。
いわき市アンモナイトセンター詳細
住所: 福島県いわき市大久町大久字鶴房147-2
電話番号: 0246-82-4561
入館料(体験発掘含む): 大人710円、 小学生350円
化石体験発掘の開催日: 毎週土曜日・日曜日(1日2回開催)
午前の部:10時~11時30分
午後の部:13時30分~15時
公式HP
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